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鹿島台町の伝承
銭神神社のお話
 鹿島台町平渡地区に銭神という地名があります。平渡には銭神のほかに東銭神、西銭神の地名もあります。昔、現在のJAみどりの駅東裏駐車場の線路寄りのところに観世音菩薩を祀る銭神様という社があったそうです。江戸時代鹿島台茂庭氏が平渡に分家(1698年)した後に造営されたもので、当時の神仏混淆の社として、一年の豊作を祈る作神であり、商売繁盛の神様であり、そして仏の大きな慈悲に人々が救いを求める信仰の支えであったと思われます。
 銭神神社の霊験は特に風邪、眼病にあらたかで、境内内の井戸より汲み上げた神水で眼を洗うとたちどころに治ったといわれています。遠く松島、南郷方面からお参りに来る人も多く、小川にかかる小橋を渡って社に向かう橋を観音橋と呼んでいたそうでうす。
 残念ならが往事を偲ぶ写真や造作物はありませんが、かろうじて銭神という地名に古の時代に生きたご人々に心をはせる地名となって残っています。鹿島台駅を降り立ったとき、そこには霊験あらたかた銭神神社が有ったことを思い出してみてください。きっといいことがありますよ。
                   出典ご協力  文化財保護委員 高橋 孝一郎氏
平成17年度宮城県地域商業ビジネスチャンス支援事業
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